君が歌ってた 愛の歌を聞かせてよ 風が覚えてる 遠い夏のメロディー 国境に近い村 とうもろこしの畑 背の高い教会と 風車が 地図の代わり 小さな花さえ ここで生まれて 大きな木々まで ここで育った 車(ワゴン)の荷台に 異国の少年 ボウタイにサスペンダー 色白のその顔に 金色の長い髪 訛(なま)りが残る英語 あの丘に腰かけて ハーモニカ 吹きながら 黄昏にひとりきり 故郷(こきょう)を思っていた 果てないあの空 人は出逢って 流れる雲たち 人は別れる 声にはならない 心の歌声 聞こえる 麦わらのこの帽子 少年に被(かぶ)らせて この僕の身代わりに 自由に旅をしよう 風が覚えてる 遠い夏のメロディーを 君が歌ってた 歌の意味を教えてよ 胸に刻まれた やさしそうなメロディーを 僕も歌いたい 愛の歌を聞かせてよ 風が覚えてる 遠い夏のメロディーを 君は生きている そして 僕も生きている ずっと いつまでも 聞こえるだろう メロディー
