いつだってそう。 たどり着いた海辺で見る サンセットシーン。 美 しくて魅力的で、声も出ない。 でも、君はさ。 足が遅い。 合わせながら歩いてたら、 つく頃には真っ暗になる。 そんなふたり。 いつだってそう。 のろまな君。 海辺に着くミッドナイトシーン。 周りだとか流行だとか、 合わせられない。 ねえ、泣かないで。 引っ張りあげるよ。 目を閉じても、手は掴んでいて。 すこしとろい君、急ぎ足の僕と。 二人の歩調で、 絶景を見つけよう。 好き、嫌い、言えない。 そんな時代に。 僕らもまっすぐ、 進み続けているから。 いつだってそう。 警戒していた二人きりの ミュージックシーン。 美 しくて魅力的で、広めたい。 もう、泣かないで。 僕は合わせよう。 目を閉じても、手は掴んでいる。 ねえ、泣かないで。 引っ張りあげるよ。 目を閉じても、手は掴んでいて。 ねえ、大丈夫。 僕は分かるよ。 君はただ、夢を離さないでね。 すこしとろい君、急ぎ足の僕と。 二人の歩調で、 絶景を見つけよう。 好き、嫌い、言えない。 そんな時代に。 僕らもまっすぐ、進めばいい。 上手く歩けない、もつれ足の僕を。 二人の歩調で、支えてくれていた。 好き、嫌い、言えない。 そんな時代に。 僕らは僕らの、道を分かり合おう。