君が残したおまじないは 僕の目の前に現れた とても慣らされくたびれて どうやらずいぶんすり減って 今まで知らないはずなのに 今更のように懐かしく 眺めていれば思い出す 初めて君に歌ったこと ごめんね誰に言うのだろう 気づかないでいつからか探してた それは魔法のように 僕を連れ出したおまじないさ 誰にも見えないままで 足音を鳴らしてた 大きな海や川をこえ 行ったり来たり繰り返し 隠れてみてもそのうちに いつも通り歩き出したね ごめんね誰が言うのだろう 気づかないままで僕が手にかけた それは魔法のように 僕を連れ出したおまじないさ 誰にも見えないままで 足音を鳴らしてた 眠れない夜も君だけは 離れないでいつまでもそばにいた そして魔法のように 僕だけに見えたおまじないは 汚れたままで素敵な 足音を鳴らしてた 僕だけに見えたおまじないは 動かないまま素敵な 足音を鳴らしてた