きっと雨を降らしている 歩いた跡が残るように 僕ら道を均している 誰も躓かないように きっと心から降っている その目に空が映るように 淡く青が滲んでいる 君の色も混ざるように この青が蓋してまで とっておきたいものはなんだろう その青に迎え撃つは 雨に反射する僕らの色 その青に加担して描け 雨に混じる君の色は今でも 変わらずに ゆっくりと深みを増していく ゆっくりと世界へ足していく ゆっくりと まだまだ君だらけ 詰め込んだインクが 筆に馴染むように まだまだあなただけ 持ち合わせるインクが 世界に馴染むように 降り注ぐ雨が混じってく きっと僕らの保存方法は これがベストなんだって そっとそばに寄り添った 空が伝えてる気がして その青にハイタッチして 雨に混じる君の体は今でも 変わらずに ゆっくりと傷を増やしていく ゆっくりと形を研ぎ澄ます ゆっくりと まだまだ伝ってく 飲み込んだ本当の 道がうるうように まだまだ間違ってくけど あなたに掛ける笑い声は 届くように 降り注ぐ雨が混じってく いつかの 幾多の 引く手数多の昨日が 揺るがないように 色褪せないように いつかの 幾多の 引く手数多の昨日が 譲れないように 手放せないように まだまだ君だけの 変わらないインクを 切らさないように いつかいつか終わっていく 変わらないその絵が たしかを綴るように 降り注ぐ雨が混じってく