咲く花は夜も呼吸を研ぎ澄まして 少しずつ根を張る体温と 期待をその胸に抱いて 今日の天気は晴れ 風も強くはないね 夜だとちょっと気付きづらいけど いつからか忘れかけていた自分の 伝えたいことがそっと喉を辿る 口をつぐんだ 花が咲いた 雨溢る空に あなたへ言葉が 溜まったままで 落ちるは雨で 塞いだままで 花溢ふるそばに 映ってるあなたを 少し見上げて 続けよまだ あなたで溢れ Ah まだ降る夜の花雨 泣くまではなくても 少し寂しい夜空だ 言葉もちょっと詰まる静けさに 今日の天気は雨だけど 風の強さを知りたくて あの日の 言葉をちょっとつぶやいてみる 何もない夜に思い出す 今包み込むはあの日の花雨 君の言葉で 叶える今日を 忘れる日まで 雨粒は夜に深く深く体へ いつか夢見た 君の目を惹く 花咲く夜まで Ah まだ降る夜の花雨 ねぇいつから まだ見つからないままの あの日に飲み込んだ 言葉の良い続きを ねぇ気づかない ただ気づかないところで ずっと描き足している 花開いてる 今日同じ空を見つけるあなたへ これから先も 思うどこかで ずっとそのままで いつか忘る空に映ってるあなたが どこか遠くで 続けよまだ あなたのままで いつか過ぎる夜にまた降る花雨 注げよ雨 咲かせよ数多 花雨や降れ Ah まだ降る夜の花雨