Track byy4ttaze
ノートの隅に書き殴った 青いロマン小説のような 下品なままの恋をしていた あの頃は空が高かった 秋を枕に君を犯した 鼻先に君の髪が触れた 金木犀がツンと香った 老いるまで生きてはいけないな かかとが腰に絡んだまま 歪んだ性癖を正すように 雑味のある毒酒を煽った 引き金を引いた匂いがした 稚拙な理想求めていた 少年ヘミングウェイみたいだ ハッピーエンドと高を括っていた 母親に顔向けできないな 夢の中で君を犯した 果物のように君は濡れていた 金木犀がツンと香った 老いるまで生きてはいけないな