葉っぱの陰で 少し羽休め もっと遠くに 行ける気がしてた 街を見下ろす 高さに憧れてた さっき 古びた 城のそばにいた そっと 触れたら 剥がれた記憶が 水の飛沫で 涙のように見えた おばけみたいで 誰にも言えなかった そうだな 忘れたふりもできる わたし 自由だし たぶん 大人だし そうさな 行かなくてもいいかな みんな それぞれが 守るものあるし 帰ろ そうだな 信じてるまねもできる わたし 気ままだし 家で泣いてるし そうさな 会えなくてもいいかな みんな 忙しい 仕事 好きそうだし 帰るよ