自転車こいで 駆け抜けた畦道 「進め」「進め」と あの頃と同じ風吹き抜けて 東の空 強まる日差し浴びて するりするりと移る季節(とき)は まるで砂の模様 ふと蘇る想いに 心寄り添わせてみれば 思い出す友の声 耳をかすめていく この空高く 飛べると信じていた 悔し涙さえ 超えて力にして たったひとつを追い続けた 夏の夢 ぼくらだけの夢 蝉時雨のステレオを浴びて ふわりふわりと流れる雲を今は何と 例えよう ふと振り返る足跡 「ずいぶん、遠くまで来たんだな」 今もまだあの日々の欠片を 握っている どんな山でさえも 強く踏みしめていく 永遠じゃなく 限りある時よ たった一つを分かち合えた 見えるだろう 夕暮れに伸びる影 この空高く 飛べると信じていた 悔し涙さえ 超えて力にして たったひとつを追い続けた 夏の夢 ぼくらだけの夢 見えるだろう ぼくらの夏の夢
