孤独の中に 降りしきる雨 街はいつしか 灰色になる かすかな影に 追いすがるように ほどけそうな手 強く握った この星のどこで君は 答え求めて彷徨っていたの 二度と迷わないようにと 愛を強く叫ぶよ 重なった痛みは いつしか絆になる 響く祈りが止まぬようにと 心臓が動く限り誰にも 決して光を奪えないよと 遺伝子が囁く 夢で何度も見たあの背中 時が経っても追いつけなくて ヒトの弱さを目にするたびに 自分自身が映るようで 繰り返す歴史の中で 語り続ける理想は変わらず たった一人の悲しみにも 手を差し伸べられたら 重なった螺旋が この身体を動かす 遠いあの場所を救いたいよと 感情が作る波の狭間で 続く世界を癒せるように いつまでも願うよ 変えられない過去の上に 積み重ねられた幾多の声を 忘れないように胸に刻みこむよ 重なった痛みは いつしか絆になる 響く祈りが止まぬようにと 心臓が動く限り誰にも 決して光を奪えないよと 遺伝子が囁くから (迷いは振りほどいて) この身を全て捧げよう