柔く紡がれる言葉が絡みつく 枯れ果てるまで 繰り返し締め上げられていた 月が細く光る夜が 隠してくれるから 絶望を抱きしめて 安らいで 全てが眠った儚い夜に 手にした静寂(しじま)の中で踊ろう 焦がれた希望はもうそこにあるから 目を閉じて良い この暗闇に抱かれ眠ろう 黒く染め上げられるならもういっそ この夜に混ざり溶けて 見えないくらいに 冷えた手で感じた巡る日々が もうこれ以上に 降りかかる前に逃れて 冷たい世界の裏で心は焼けついた 零れ落ちる涙よ共に委ねよう この夜へと 全てが眠った儚い灯よ 手にした静寂(しじま)の中で踊ろう 焦がれた希望はもうここにあるから 目を閉じていい 今度こそ安らかに眠ろう
