空に落ちた体を 時の声が解くよ 戸惑いを抱きしめた夜明けの声と 灯火だけ探して 夜は君をなくして 御伽(おとぎ)の向こう側 時の中を歩いて 何も見えずに 今この手を伸ばすほど こみ上げる息吹に 染めて ここに立ってたい 流れ落ちる涙を 通り雨が解くよ 静寂の中にある心の音は 小さく強く聞こえて 生きる声を重ねて 世界の向こう側 ここにいると叫んで 何も見えずに 今想い焦がれるほど こみ上げる息吹に 見てて ここに立ってるよ 剥がれる夜を見守って 遠くへ その向こうへ 僕の声を届けて 世界の向こう側 時の中を歩いて 何も見えずに 今この手を伸ばすほど こみ上げる息吹に 染めて ここに立ってたい 響けこの空に 鮮やかな 色のその音色を