とわずがたり

歌詞

心の棘を抜いたら 涙が溢れそうで 今はこのまま歩いてみよう いつか君の胸にたどり着くまで めぐり 咲いて 一夜に散った 幼き秘密よ 新芽にたぎった僕の想いは 二度と引き返せない 何度目の春だ 何度目の雨だ 何度めぐっても 分からないことだらけだ 宵風 ねぇ君は 今どうしてるかな あの教室で聴かせあった夢は 遠い空に透かした陽炎 揺れる鼓動をまだ覚えている？ 叶えてあげなくちゃね 左眼の少女の願いを 優しさに 浸ってしまえば 心の穴が目立つから ひとりきりの強さを 今は抱いて微笑む 晴れ 壊れかかった街 えぐるような沈黙 また遠ざけた愛に はらり近づいていく 夕影 もうこれで 何度目の嘘だ 何度目の駄目だ 何度巡っても 諦められないことばかりだ 僕は心を飲んで 世界に花を向けよう きっとそこには 新しい視界が広がってく 朝焼け