夜中に目覚めた 忘れかけてた 今は遠い君のこと 伸びた前髪 上に結んで 少し懐かしくなった 子供のままではいられないけど 大人にもなりきれないや 太陽系外縁天体の先で 失くした音 今もずっと探している 回想圏内で描いた君は もういない 分かってる …好きでした カバンにしまってあった オリタタミ傘を出した 予報では雨だよって… ウソでも差したら思い出せるから 今でも変わらず温かいジョークで 何処かで笑っているかな? 太陽系外縁天体の先で 忘れた音 あの日々を眺めている 回想圏内で描いた夢は 叶うかな? 分かってる ...ないよな どれだけ願ったって祈ったって 時間は止まらずに過ぎ去ってった 右手に残る温度が 次第に冷めて残り僅かになった時 見慣れない駅をいくつも越えて 聞き慣れた声と再び巡り会えた 太陽系外縁天体の先へ 響いた音 届いた温度 重なる鼓動 回想圏内で描いた今日は 遠いようで近かった あの日から ずっと ずっと …好きでした