海沿いの国道に 車を止め 夕陽にかすむ半島 指先でなぞる 悲しい歌のカセットにたくした あなたのサヨナラ そっと届いたわ この胸に 【 ♪ 】 去年もらったピアス はずしたあと サイドガラスに頬あて すこしだけ泣いた せめて微笑みが じょうずだったなら あなたを困らせないでいたのにね 最後まで 恋してた私 まるで今 出逢ったような まぶしい気持ちで 【 ♪ 】 ふたりで分けあえた 想い出のかけらが まぶた閉じるたびに 永遠の宝石に 変わってゆく 寒くはないかと 静かに尋ねて あなたは上着を脱いで 肩かけてくれた もしもわがままを聞いてくれるなら このまま 眠ったふりをしていたい 最後まで 恋してた私 いい夢を見ていたような 優しい気持ちで