静かにひろがる夜から溢れて 今ひとつ落ちた星が 曖昧に俯いて 影が差すその横顔も 透き通る薄い皮膚 その下で動く温度も 繋ぎ合わせても見えなくなる 「もういらない。」と言って ひとりでどこに行くの? 言葉にできない想いもあるでしょ? 今 願う声に乗せて… もうだれのためにも わらわなくていいから あなたをおしえて 両腕に塞がれている 捨てられやしない 凍り付く孤独が 真夜中の底 確かに脈打つ ゆらり赤い目の端から溢れ 淡い手探りで少し触れた。 だけど… 言葉にできない想いもあるでしょ? 今 願う声に乗せて… もうだれのためにも あるかなくていいから あなたがすきだよ ねぇ、すきだよ