鞄を下げて目の前に現われ おじぎをして微笑んだ時に 白い歯が眩しかったのを覚えてる 冷たい手に息を吹きかけ 寝ぼけ眼の僕を見て小声でわらった 枯葉が僕等の歌声を隠した バス通り 学生だった僕に うまく愛は語れなかった <♪> 花のような僕の優しさにつつまれ あるいている僕が怖くなって 背中を向けた時に 君は髪を切ってしまった 風が君の日記帳のページをめくる 誓った言葉はどこにもない 日が暮れるのも忘れて歩いた バス通り 学生だった僕に うまく愛は語れなかった 長いこの道 一人じゃ遠すぎる バス通り