サヨナラという駅から 未来の汽車が旅立つ 想い出ってレールあとにして 君はホームのはしまで 声にならない言葉を 叫びながら列車を追ったね 旅の終わった場所が 新しい始発駅 握手した手の中に薄い紙のチケット もう泣かないで ぼくが言うと その濡れた頬 君は拭いた レースのカーディガン 半年過ぎて都会の 暮らしに肌もなじんだ でも時々 君の夢見るよ 季節を渡る汽車に 終着駅はないよ 振り向けばレールだけ君に続いてる もう泣かないで 君は夢で ぼくの涙も拭いてくれた レースのカーディガン 大事な何かを失うたびに 人って大人に変わるんだね 旅の終わった場所が 新しい始発駅 君だって別の人探して生きてる もう泣かないよ ひきだしには あの日のきみがたたんである レースのカーディガン レースのカーディガン