風色の花が咲いてる 都会までさらっていって 春行きのバスが来るまで 停留所 離れて待った 好きだよとささやかれても うつむいて答えなかった 何もかも捨ててあなたと 生きれたら素敵でしょうね 赤いポシェット 手帳を出して ほんとの気持ち読ませたいけど でもだめね ハンカチを今日は 忘れてきたから ハンサムなあなたのことを 都会の娘 ほっておかない わがままね 別れ際まで やきもちをやいてるなんて おいでよとあなたが言えば 驚いた顔をしたまま 心だけバスに乗るはず 身体だけ置き去りにして 赤いポシェット 抱きしめながら サヨナラのキス おでこにされた 泣かないわ ハンカチを今日は 忘れてきたから 赤いポシェット バスに乗りこむ あなたの背中何度もぶった 肩ひもが切れて哀しみが 舗道に散らばる