月が消え 鳥達がざわめく 温もりが消えていく 抱きしめた腕から 護り続けてきたものは何? 分からなくなっていく 混乱していく 闇を切り裂いた 悲しみ怒りにして 君の名を叫んだ 声奪われるまで 心が呟いた『私はここにいる』と 懐かしい光に 優しく包まれ 覚醒する 最後に残してくれたものは 色褪せることなく 僕の中にある 掴み来る風を切って走る 暗闇抜けていく 新たな世界へ 涙光り響け 最後の一滴まで 身体萌えるほど 融けてしまいたいよ 心に呟いた 「もう絶対離さない」 真実の扉が 月夜の光に導かれる 血(みず)の音が 時を刻んだ 星屑が輝いて砕け散る 闇を切り裂いた 悲しみ怒りにして 君の名を叫んだ 声奪われるまで 心に呟いた 「もう絶対離さない」 真実の扉が 月夜の光に導かれる