昔遠い日 心は 愛と夢とを ほほばる鳩 戯れ舞い飛び知らぬ間に こぼれ落として 風の強さをこらえて 翼ひろげるその空から 失くした宝を捜すのか 黄昏 淋しいか 夕映えよ 暖たかく鳩を抱け あすの日の約束を 見せながら ふと 愛 夢さえ もうすぐもどってきそうな 海辺 一人の少年 願い投げてる その小石に 優しく くちばしふれようか 翼に乗せようか 夕げ時 帰らない子供らの いつまでも はしゃいでる ざわめきに いますぐ飛び込み 仲間に入れてと云おうか 夕暮れの茜雲 鷲掴み 頬紅く どこまでも飛んでいる 心が 心が 嬉しい 予感を唄うよ ふと 愛 夢さえ もうすぐ もどってきそうな