涙こらえて送ってくれた 人影まばらな無人駅 動き始めた列車の窓に 手を振るあなたが 遠くに見える まだ温かい おにぎりは 涙のしょっぱい 味がした 母さん母さん逢いたいよ ♪ そっと1枚 アルバムめくり あなたの写真を 抜いてきた つらい時には 話しかけるよ 電話をかければ 泣き出しそうで まだ雪深い故郷で 虱邪などひいては いないだろうか 母さん母さん恋しいよ ♪ 寒いだろうと送ってくれた 綿入れ半纏 夜なべして 袖を通せば幼い頃の 想い出あふれて 瞼が熱い まだ頼りない俺だけど 必ずするから親孝行 母さん母さん逢いたいよ