歌詞
まだ幼き僕を背負う母の うなじ髪がいつも擽るんです 歩くたび心地良く揺れる 背と温かさにつられ眠る 「いつもありがとう」 季節が変わる速度に合わせて モノの捕らえ方も変わるわけで その類が僕を創り上げた ただのエゴイストに 変わり果てた まだ足りないよと 人も傷付けて なかなか気付けなかった 失い気付いた 幼き思い出の彼方で 優しさだけが 何より大切で 教えてくれた その笑顔ひとつで また眠りに付く度浮かぶ母の 本当に伝えたかった言葉 この涙は悲しいんじゃなくて 伝えられないままの僕の言葉 「いつもありがとう」 照れずに笑えた なかなか言えなかった 今更言えたよ 不器用に揺れる 僕の声 優しさを持つ それこそが強さだと 教えてくれた その笑顔ひとつで 昔歩いた道も 今じゃビルのカゲボウシ 遠く想い出の中で見つけたよ 「ありがとう」
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