右肩は濡れて閉じかけた 傘に首筋をやられて 五分遅れの最終バスが 切り裂くの台風 あなたがいない 寂しくはない 窓叩く雨が うるさいからイヤホンに逃げたの 雨粒のダンスホール 揺らめくは赤い信号 まだ君を思い出すから 嫌なの あの時のラブソング 軽薄に流れ出す まだ着かない バスの中 巨大な水たまり飛び跳ねて止まる 派手めの女乗る タイプではないが傘が同じだと ビニールを眺める 君のいない 生活にもだいぶ慣れたよ イヤホンから漏れる音が うるさいから 窓の外を見るけど 雨粒のダンスホール 揺らめくは赤い信号 まだ君を思い出すから 嫌だよ あの時のラブソング 軽薄に流れ出す まだ着かない バスの中 偶然のいたずらに ボタンを押すの忘れた 次のカーブを曲がれば 雨粒のダンスホール 揺らめくは赤い信号 まだ君を思い出すから 嫌だよ あの時のラブソング 軽薄に流れ出す まだ着かない バスの中