フラワー・ワールド

歌詞

そっと あきらめて微笑んだ門出 この手は 美しさを生み出す運命と 花占いをくりかえすように 「好き」と「嫌い」のはざまで 彷徨うmerry-go-round きっと 愚かさは消えてくれないね 未完成を完成と名付けつづけても それでも 瞳の奥 いつも 誘うように香り放つ 愛で満たされたザナドゥ あの場所は フラワー・ワールド 誰も触れない世界 過去の自分を 不確かな明日を 乗り越えられるなら たどり着く フラワー・ワールド いつか Blooming 桜は春に油彩画を仕上げて わすれな草は カメラのシャッターをカシャリ からまり 雨粒はね返す 野ばらたちのパ・ド・ドゥ ひまわりは日差しを縫い合わせ レースのブラウスに 秋になればマリーゴールドが シェイクスピアの戯曲を読むの フィルムを回し 息をひそめるコスモス 氷点下のガラスペンで綴る想い 小説家のポインセチアの隣で 柚子の花は歌をうたうよ すべてが自由自在 甘く 狂おしいほどに精細 神に守られたイデア 咲き誇れ フラワー・ワールド 曇りひとつない世界 弱い自分に向き合えない日も 孤独に泣く夜も 抱きしめて フラワー・ワールド ゆこう 心が躍るほうへ たどり着く フラワー・ワールド いつか きっと死ぬ日まで 追い求めるでしょう くたびれた微笑みで 彷徨うmerry-go-round