僕の頭の中は 無垢な惑星があって いらないものが増えても 隠し方を知ってる 僕の胸のなかには 少し痒い傷があって 薄くなったはずなのに 消えてはくれない 大丈夫になったら何を知って 大丈夫になって何がなくなる 満タンの生活に怖がって 泣いたことも忘れる 大丈夫になったら強くなって 大丈夫になってまた弱くなる 淡々と走っていく風景に 重ねられなくなって忘れるの? 僕の部屋の中身は 野暮ったくて広くはなくて ませた脳とちぐはぐで 壊れてしまった 大丈夫になったら何を拾って 大丈夫になって何を捨ててく いっぱいの容量も覚えてって 喚き方も忘れる 大丈夫になったら鈍くなって 大丈夫になってまた消えていく 頑張って紡いでった関係に 委ねられなくなって忘れてく 馬鹿になった僕は要領も悪くて 分かりやすく座って寂しがった いつになったら僕は1人になって そのために大丈夫になって 大丈夫になったつもりになって 大丈夫になったって呪いが増える 笑っている表情が悲しそうな 君のことも消えて 大丈夫になって 月日が経って 大丈夫になってったことも忘れてく だんだんとしまっていく感情も 見つけられなくなって忘れるの