「じゃあまたね」出掛けるように あの町を出たカバンひとつで 分かってるんだ戻れないこと 重い持ち手を握り直した 目を閉じると 路面電車の懐かしい音 人混みにぶつかりながら 今私 戦ってるよ あたたかい愛しい場所だった 思わず甘えてしまいたい日も あるけど そう 思い出のえのぐを 街に消されてしまう前に 私の色を見つけるんだ 帰り道コンクリートに 囲まれた街 ため息ひとつ 風の香りも薄れてしまう 手を伸ばす程遠い未来に ふと気づくと 留守番電話 優しい声 狭い空を見上げながらまだ私 強くなれるよ 泣かないよ まっすぐな私が 居るから 挫けてしまいそうでも 進まなきゃ ほら この街のキャンバスに 夢を溶かしたえのぐ塗って 私の色で叶えるんだ ありがとう伝えるよ何度でも 笑顔も声も背中もずっと宝物 まだ旅の途中だから 道を描いてギュッと掴む ニジイロの明日を あたたかい愛しい場所だった 思わず甘えてしまいたい日も あるけど さあ 思い出のえのぐと 夢を溶かしたえのぐ持って 私の色で輝くんだ
