昔の仲間に出会った それぞれ社会と向き合って 失ったもの手にいれたものを 並べて話をしたのさ みんなは立派な人になり どこかであきらめの味を知る 穏やかにと過ぎて行く日々を 幸せの意味に置き換えて 僕はそんなストーリーを うまくかみしめてみたり 時にどうしようもなく くだらなく思ってみたり ぶらさがり風に揺れる今日この頃 <♪> 思わず唇ゆがんで ボロボロ涙をこぼす時 封じ込めた感情流れて 本当の自分に気がつくのさ とは言えそんな日常を 激しく送るほどタフじゃなく 丸く治め笑顔ふりまいて ねじれてる家路を辿るのさ 僕はそんなストーリーを うまくかみしめてみたり 時にどうしようもなく くだらなく思ってみたり 浮き沈みそれでも行く今日この頃 <♪> 最終電車のベルが鳴る いつものように乗り掛けた 足を止めてホームにたたずんで 遠ざかるライト見送ってみる つまらぬ意味のない悪あがき 心に描いた落書きを とりあえずはまだ持ち続けて 歩こうか月明りこの夜を 僕はひとつまたひとつ 年を重ねるたびに 夢とそして現実の 壁を築き始める 僕はそんなストーリーを うまくかみしめてみたり 時にどうしようもなく くだらなく思ってみたり あきらめず空を仰ぐ今日この頃