どうやったら僕たちは どこへでも行けるように なるんだろう 答えを探して高台から見渡す世界 僕らの目の前には ぞっとするほど遠い地平線 空は広がり地面は足元に迫る そんな風景の前で 空回りしてしまうこと 「正しい」と思う 全部洗いざらい自分でいられたなら こんな自問自答も 溶けてなくなるはずなんだ 誰かの足跡 同じ道を辿るのなら その目に映るのは爪先と地面だけ 僕と答えを探そう 高台から降りてきて 君は無邪気に笑う 全部洗いざらい吐き出してくれたら 裸の君に僕は何を 言えばいいんだろう 風に流されて 恐怖と希望に立ち止まり 重力はすでに なんの意味も持たなくなった 全部洗いざらい吐き出してしまおう 軽くなった体でどこへでも行けるさ 裸の僕たちは答えなんてないんだと 理解しては忘れて 空回りして歩いていくだけ