カラスが喰い散らかしていった あそこんちの前の生ゴミは まるで社会の縮図 いつか俺も骨になるまでやられそう 道のど真ん中でじゃれあって 踊るうざったるいカップルも 日々の憂鬱からの 反動というなら俺の怒りはどこに うぉーと聞こえる 薄っぺらい熱狂に唾を吐く 今地球がひび割れたら 胸の奥のこの思いは 全てが無に全て遠くに 誰にもただ気づかれぬまま 昨日の夜 君が俺にただ 中指を立てている夢を見た いつもより笑ってて いつもより寂しい表情で 彼女の飲みこぼしたミルクが このコンクリートに横たわって 空に蒸発していく いっそ染みになったら忘れないのに うぉーと聞こえる 薄っぺらい熱狂も数えてく 今地球がひび割れたら 今あなたと刻んだ日は 全てが無に全て遠くに ならば割れたあなたのもとへ