ゆっくり世界が 傾いてゆく部屋の隅 うるさい目覚まし止める あなたを思い出すよ 疲れたルーティーン 回り回され成れの果て くすんだ窓ガラス 拭いてやらなきゃ外は見えない ゆったり一歩ずつ 遅くてもいつかは 何処かに着けるだろう ゆったり一歩ずつ 3歩進んで2歩下がるのくり返しさ 真っ赤な日を浴びた ベンチに座り目を閉じる 公園の静かな暖かさ ずっとこうだったらいいのになあ 二人乗りの自転車に追い越され そっと春を感じる 日も沈んで彼らは 見えなくなって消えてしまいそう ゆったり一歩ずつ わかってはいるけど 少し焦ってしまうよ ゆったり一歩ずつ 転んだり止まったり 迷ったりもするけど ゆったり一歩ずつ いつだってあなたの 幸せ願えたなら ゆったり一歩ずつ 何もかもうまく行くのさ きっとね