無口な男は 風のうなりに 誘われるように 狩りにでかける 長い旅の 果てに 力つきて 倒れても フィーヨルディー 誰の名も呼ばずに フィーヨルディー それが 北のおきて 無口な女は 眠る子供に やさしい子守唄 唄ってきかせる けして涙 流すこともなく ただ ひたすら フィーヨルディー 待ち続けるだけ フィーヨルディー それが 北のさだめ 盲いたばあやは 語りつづける いつかたどりつける 夢みてた街 白い夜が 続く 長い冬が 終わるまで フィーヨルディー みな耳をかたむけ フィーヨルディー ただ黙って聞くだけ フィーヨルディー みな耳をかたむけ フィーヨルディー ただ黙って聞くだけ フィーヨルディー