幻みたいな いつかの春に似たような 季節がやってきて 浮かび上がるのは小部屋の雑踏と 君が弾いていたあのギター 思い出みたいに繰り返す街で 下がらない温度が上がり出して 仕舞いきれてない箱のなかをのぞく 僕はため息と寄り添う あぁ、何度も仰ぐ天井のクジラ 予感がした 僕らはふたり 夜を超えた 僕ら ふたり春の中 君からこぼれ落ちた歌 ばかみたい 選びたい 誰にも言えない 僕らでさえも わからない 水色 散々だって おもい瞼も 愛おしいねって それだけでいい 癒えないなんていわないでだって もう 悲しいことなんて ないのだ あぁ、何度も あおぐ天井のクジラ 予感がした 僕らはふたり 夜を超えた 僕ら ふたり春の中 君からこぼれ落ちた歌 ばかみたい 選びたい 誰にも言えない 僕らでさえも わからない 水色 暗がり光る石畳の坂 落として引き返す街灯 寒さが終わる手前の僕らは まだ何も知らない 夜を超えた 僕ら ふたり春の中 君からこぼれ落ちた歌 ばかみたいに選んでいたい まだ僕らでさえも わからない水色 僕らまだ 淡い みずいろ
