柄じゃない色纏って 気取ってあの街でランデブー 飾らない言葉だって 酔いどれ描き出す幻影 大事に淹れた のめない可否 どうにも懐かしくて 息を吸って、耐えきれず吐き出す 指を結って、さよならは溶けてく 何度だって、そのたびに汚れて 愛を失って、 それをまだのみこめないから 人知れずそっと 駆け出してちょっと泣いてみた なんて。 つまらない日々で擦った こころで人知れず向かうキャンバス とまった換気扇が 吐き出した季節さえロマンス かわれないままでいれるはずないか ら どうにか一歩を踏み出した とめどなく想いが溢れてこぼれた それもきっと正しい? 一人で歩いてたこの道さえも 二人でいけるから未知だった それとなく遺した仕草の欠片で 肺をみたした 息を吸って、耐えきれず吐き出す 生き急いで、途切れてくシグナル 何度だって、そのたびに褪せてく あいをしった きみをしった 息を吸って、耐えきれず吐き出す 指を結って、さよならは溶けてく 何度だって、そのたびに汚れて 哀を知って、 それをまたのみこめたのなら 人知れずそっと 駆け出してちょっと泣くことも 無いでしょう