最後の放送が アナログ電波に乗って 乗り替えられない人は もうさよならだね 胸がつまったのは 何かの錯覚なのかい? もののあはれは全ての ものに宿るのだろう 最後の放送を 届ける電波塔 どこかの星の宇宙人も こっそり見てたかも 恋のロマンスとか わくわくするような瞬間も 悲しい気持ちも 教えてくれたよね 最後の放送を 見届けることもなく終わる 誰かがいっちまったように いとも簡単だね 会いたい人がいる 思いは夜空にスターダスト ちりとなりて浮かぶは 空っぽのメッセージ 最後の放送が ブラック&ホワイト砂嵐にかわる どういう仕組みだったかも解らずに もうさよならだね