夜行列車はハイヌーン蛇行して ぬるい闇をゆっくり走り出す 予定の時刻は早すぎて 無人ホーム 余韻が風に舞う On the last train home Gone gone gone On the last train home Gone gone gone 最後の姿の君は あまりに季節そぐわない 薄い生地のコートを翻して 別れに手さえ振らなかった On the last train home Gone gone gone On the last train home Gone gone gone 途切れた夢の先 糸ほつれ つまむ仕草に すがるそぶりはないから何も 言わずにおいたけど 帰れないのは僕らみんな同じだ 残ろう このまま 余熱に充てられたまんまでいよう 夜行列車はフルムーンを目指して ぬくい日々も 遠くへ見送る でも時々は 車窓に耳を寄せて 僕の歌も思い出してくれないか ねえ Gone gone On the last train home Gone gone gone