中古のベンツ

歌詞

国道沿いを通り過ぎる時に 見かけたんだ 中古のベンツ ディーラーがちょうど 値札付けて 54年の少し錆びたベンツ 星型のエンブレムが 光ってた 知らないほうがむしろ幸せってこと あるけど でもあのベンツ あたりが暗くて 値段見逃したから 行かなきゃ 売れてしまう前に 星型のエンブレムが 光ってた 他が霞む ほどに 今の俺に見合うかな、ってさ あのベンツ 明日見に行こう いつか いつの日か、なんて言っても 先の 見えてる人生だろ でも 昨日の匂い残る 胸のあたりの 汗染みの端っこで 結晶してる 希望のような 希望のような 希望のような あのベンツ 明日見に行こう 「理屈や値段なんかよりも 大切なこと あるだろ?」って 星型のエンブレムが 光ってた いつか いつの日か、なんて言ってさ 鏡の前でまた 顔洗ってる 乾いた夜の風受けて 冷えた肌に沿って なんど繰り返しても 剃り残した 夢のような 夢のような 夢のような あのベンツ 明日見に行こう 国道沿いを通り過ぎる時に 見かけたんだ もし「理屈や値段なんかよりも、 大切なこと」 あるというのなら それはきっと 中古のベンツ みたいなもの そうだろう? 中古のベンツ 明日見に行こう 星型のエンブレムが 光ってた