君を追いかけて駆け抜けたその先へ 夕暮れがそっとこの街を染める 出会いは偶然の波に乗って 君の笑顔で滲んだ視界は言葉じゃ 足りないくらい ただ綺麗だった 二人過ごす時間ずっと 続くって信じていた 溢れた言葉が 夜空の向こうに吹き 飛ばされていきそうで 君を追いかけて駆け抜けた風の中 手を伸ばしても届かないその背中 それでも消えない温もりがまだ 今も僕をここに立たせてくれるから 追い風みたいに背中を押す 記憶ずっと 抱きしめて 巡る季節が全て風化していく あの声も色も薄れていくけど さよならの涙 確かに残るこの痛み いつだって一人探し続けて ずっと追いかけてもがいてる風の中 約束さえも溶けて行った空の向こう 戻れないと 分かってても 叫んでる 強くなるよ笑い合える日まで 君を追いかけて駆け抜けたその先へ 手を伸ばしたってまだ 追いつけなくても いつかきっと追いついたその時に 今度は 僕がその手引っ張っていくから 追い風みたいに背中を押す 記憶ずっと 抱きしめて