過ぎ去った冷えと 浮かれ切った言葉 街の中に 溶けて行く 貼り付いた夢と 飲み込んだ言葉 街の影に 日を落とす 抗う気持ちも少しはあるなんて 時々思ったりする 世界は回る 時間が進む 君を乗せて 世界は回る 時間が進む 君を乗せて 僕を置いて もたつく風に 足をとられて 記憶の中で縮こまる ツバメが一匹 追い抜いてったよ 追いかけるの? 当てもないまま繰り返した なんとなくの日々に 光がさして街を照らす なんて 美しく恐ろしい春 世界は回る 時間は進む 君を乗せて 世界は回る 時間は進む 僕を置いて 世界を追いかける 朝焼色にしがみついて 君の元へ 朝日が昇る 時計が動き出す 前を向く