歩けば歩くほど 足跡が消えてゆく 進むってことは ひとつずつ失う事なのか 重たい影が 君にまたつきまとう 暗い夜道は この世の果てまで続いてる 言葉にならないから しまいこんでしまう 涙をこらえて かすかに微笑む 静かなる君よ 叩きならせよ 満月のシンバルを 粉々にされた ハートの破片 集めてみたら ピースがひとつ余ってしまった はめようのない そのかたまりを カバンにつめて 今日も歩いてゆくけれど 君のバランスは狂い 水平線が傾いた 海も青空も もう役にはたたない 静かなる君よ 叩きならせよ 満月のシンバルを もう耐えられないなら 声にならないなら ああ、君の苦しみで 満月は溢れそうだ 静かなる君よ 叩きならせよ 満月のシンバルを