Track by月乃
─あれからどれほどの時間が 経ったでしょう。 幾億の星に愛を唄い、 月の下で舞い続けた。 そして旅路の果てに、 かけがえのない宝物を見つけた。 いえ、 いつだって宝物は… 私のそばにありました。 それは、幸せで、溢れだしそうで、 でも苦しくて、ちぎれそうで。 切なくて、儚くて。 何万光年輪廻を繰り返そうと、 私はまた…それを 見つけるでしょう。 今宵も月を眺めながら、唄を、 貴方を、恋い慕う。 ─黄泉の貴方を、この輝夜に、 恋い慕う。