吹き抜ける風に 過ぎ去った日を想う 瓦礫の街並みは 争いの痕 行方知れずの神様に 救済を願った そして私も救いたい 人知れず涙をこぼす誰かを 花咲く世界は きっと来ると歌おう 切なさの狭間で そっと出逢えたあなたと 瓦礫を集めて 何度でも積み上げて 塗り固める力 人は持ってる もしも 神様が世界に 絶望抱いても 遠い その手を取りたくて 唇 旋律 聞いて この声… 花降る夜明けを 語り継ぐ物語 独りじゃないねって 頷きあった みんなで 行方知れずの神様に もしも届いたなら どうぞ 一緒に奏でましょう 尊く 小さな 人の営み 花咲く世界は きっと来ると歌おう 種からつぼみへと 見守っていたい あなたと 吹き抜ける風に いつの日か来る未来 瓦礫をあたためる 朝日が昇る