開かれる頁には 争いの歴史絶え間なく 吟遊の竪琴は 英雄の姿紡ぎ出す 真っ白な鳩が飛びたつ 旅路よ幸せであれと そっと見送る 祈りよ届いて いつの世も戦いはきっと 生まれてくるそれでも 風の囁き背中を押されて 小さな灯抱いて この今歩き出すよ 嗚呼… 伝承を読み解いて 想い馳せながら仰ぐ空 偽りや秘め事も 数え切れぬほど在るのでしょう 幾歳時を越えれば 永久の平和に逢える? 栞すべらせ 願うの明日を 疲れ果て彷徨える命 温かさで包みたい 戸惑いの重荷をおろして 捧げる光の花 眠りの淵で さあおやすみなさい あなたが守った世界 抱きしめ生きていくよ 嗚呼…