優しくなれそうにない 心にトゲが刺さったまま 擦り切れてゆく私をどうか笑ってよ もう少し器用に生きられたら もう少し楽だったかな 今日もまた零れた痛みを 溶かしてゆく 上手くいかない日も甘くない現実も あなたがくれたマグカップに 真夜中とミルクティー 冷めないうちに 飲み込まれそうな夜に 耐えられなくなって目を閉じた いつもはすぐ 眠れるのにどうしようもないな もう少し強がりじゃなければ もう少し綺麗だったかな こんな私でもいつだって 上手くできるのは 笑えなかった日も空白の未来図も 許せる時が来るまでは 真夜中のミルクティー 見守っていて もう少し素直に生きられたら もっと私を愛せたかな 不器用な生き方しかできなくても 上手くいかない日もいつの日か 思い出に なるその時が来るまでは 真夜中とミルクティー 冷めないでいて 冷めないでいて