深夜高速 揺れる心 「大丈夫」と言い聞かせながら 山陽道を抜けた 夢への 片道切符を 握りしめてた 明るすぎる夜はパレード 思い出すのは暗い街灯 溶けたアイスクリーム なんにもなくて きみがいる まだだよ、まだだよ 憧れた街で 透明人間 それでも まっすぐ生きていたい まだだよ、まだだよ 夢が咲く その日までは 片道切符のかくれんぼ 時計の音 運ばれる時間(とき)の中で 私がいなくても 全自動で廻る世界 私じゃなきゃできないことが したいと思った まだだよ、まだだよ 未来まで続く 虹の階段を 登って どこまでも行きたい まだだよ、まだだよ 夢へ走り出したらもう きっと奇跡は すぐそこに 耳を塞ぐヘッドホン外してみたら 喧騒の中で微かに (声がした) 気づけば 宝物ができたよ 私ひとりぼっちじゃないよもう 「頑張ってね」って 泣いてくれたきみ 同じ空の下 今何を思ってるかな きみが忘れるくらい 何年かかったとしても 夢を叶えた私で言うよ 「ただいま」 いつか いつの日か なんにもなかった きみと笑い合った場所で また笑い合いたい まだだよ、まだだよ 夢が咲くその日までは 片道切符のかくれんぼ 待っていてね 片道切符のかくれんぼ 満員電車 揺れる心 「大丈夫」と 言い聞かせながら 山手線に乗って 私を待つ「あなた」の元へ 心が踊る