夢のおわりの菊の花 散らし涙を振りまいて さよならまたねと昇ってく 健気玉響夏牡丹 辿る線香追いかけて 落ちるなまだよと目をひらく 赤丸揺れる火 命の握り 二人静も息を呑む 終尾の蜉蝣も見送る黄花 可惜 可惜夜 消えるまで La La La La La La La La La 愛はかしまし炎も千歳 La La La 藍はかぐわし血の緋染 夢の終わりの果ての果て 廻り輪りの火を掲げ さらば愛しの世の夏空よ 然れど次の御子の宿を探し狙うは 神の降ろしの歌の際 阿礼や阿礼やの村 御阿礼 果たせ 果たせ 心 吐露し征け 哀しさも愛せるのなら 何故涙 落ちるのだろう 愛しさと別れるのなら 何故生まれ落ちるのだろう まだね生きて愛したかった まだね生きて愛したかった まだね生きて...生きてたかった 辞世の唄を此処に 神を喰らいにゆく 菊の花 御神楽