破れた金魚掬いと 転がり覗き滲む提灯暗光 浸り髪は滴る 薫る祭囃子 遠ざけたかった 誰もいない方へGo Way この海は虚無と無限の暗闇に 飲み込まれる人間珊瑚 楽園は深いの 離さないで 抱いて沈んで 月すら掬えない底で 提灯鮟鱇みたいに 真暗な深海に愛を灯せたらいいな 浮たり浮たり行こう そう未来には独りきりじゃない 僕等になる 融けて生きてく やがて君はボクに連なり ボクはやがて僕等と変わり 流れるように命ふたなりにSinking 墓原着くまで 行くあてはなく 帰るすべも知らず 希望という名の提灯を たよりに進む片道切符 時間は進む 旅は続く 潜航、闇を恐れずに進もう 例え探しものが 見つからなかったとしても 提灯鮟鱇 未来に真っ逆さまの死骸に 埋もれたらいいわ 希うなら ほらアンコール 何時でも躯は蘇る 醜くとも融けて生きてる 月はまるで 地球が垂らす提灯みたいね あ、そっか 僕等すでに一つだった 浮かんで、沈んで、不器用でも ただ生きていたい 提灯鮟鱇みたいに 真暗な深海に愛を灯せたらいいな 浮たり 提灯鮟鱇 未来に真っ逆さまの死骸に 埋もれたらいいわ 浮たり 提灯暗航 希望をたよりに進むのね 戻れなくてもいいの 提灯暗航 何処まで? 何処まででもゆこう 僕等のまま ただ生きていく