君は言う。 『悲しそうな歌、 僕が書いてしまったら』 『晴れた夕日にからっぽのさ、 愚痴を撒いて欲しいんだ。』 君は言う。 『思い出したんだ。 この世界の秘密を』 『悪も勇者もいないのただ、 ひもが酔っているだけ。』 「空です。だからです。」 彼の言う。「気分次第な唄」 君はどう出会ったの? だけど言う気も見せぬまま、 君は去ってしまった。 彼の言う。「希望みたいな唄」 僕はいつ出会えるの? 泣くと勇気も出ないの。 また僕は待っているだけ。 つれないなあ。 このまんまただ泣いて見てるだけ いやなんだ。 「あの 子ならひとりでもできるのね」 ダメなんだ。 消えちゃった 火みたいにしてるだけなんでしょ? ねえ、全部認めるから応えて? 君の目に触れた時 滲んだあなたの記憶が ここまでのお役目とあわてて頬を 流れたの ”全て満たして 君に会えますように” 僕は言う。 「悲しそうな歌、 君が書いてしまったら。」 「ダレて風刺の隅っこでさ、 君の手を取りたいんだ。」 僕は言う。 「救いたかったんだ。 この世界の憂鬱を。」 カクも連鎖のしない土壇場 生きるだけで目一杯 売れないなあこのまんまただ 書いてしてるだけ いやなんかあいつなら駄作でも 伸びるのね ダメなんか「消えちゃいたい」 「死にたい」 ってしてるだけなんでしょ? ねえ、全部解るならさ答えて? 君の目が震えてた僕は 何もできずにいた 少しでも幸せを君の元へ 届けたかった どうしたらいいのか “僕じゃ分からないよ” 僕の目に触れたもの 全てがあなたの記憶だ 「ここまで」 をどこまでも延ばすから、 どうか行かないで…。 せめて言わせて 「君で良かったよ、roughly…。」 いつか会えますように (ただ君だけを待ってる) そうさ君はひとりじゃない だって今こうして 生きてるじゃない。だから (ただ君だけを待ってる) フラフラしてもいいよ だってそれ 君の思ったようになるんじゃない の?