君がもし形を見てくれるなら 僕の居た証も見て取れるだろう 君の立つ姿は雨粒のようで 僕の吐く言葉も濡らしてくれた 切られた?切られてはないな 見られた?見られてもないな 浮かれた。浮かれても 追い付かれてはないようだった 振られて踏まれてわかった 誰にも知られてなかった 思い浸ってただけだ 気付かないことに気付けないままな 僕だけが残されて今も動けないんだ 戻りたいのわかって? 戻れないのわかってる。 でもまだ夢見てたい 話しかけられる度に 嫌味だと捉えちゃうから ここぞの時誰も僕を 助けてくはくれないんだ 1人だってわかってる 気取りだってわかってる でもまだ認めてない もう嫌だ もう嫌なのもやだ もういらない もういらないのにまだ 始めた頃はなかった海に 見たことないクラゲが泳いでいる (そうなんだ) 見慣れたフリに困った瓜が 掛けたくない言葉に痞えている (そうなんだ) 呆れるほどに弱った僕を 信じがたい現実が犯していく (そうなんだね) 敷かれた土に埋まった種が 咲きたくないと願って朽ちていく (そうなんだね) 価値のないものに 見惚れてるうちに 無駄だけが明かされて 今を失ったんだ 辿り着いた答えは 星の数ほどあって でもまだ捨てられない 自らを治す時に 外側をよく見せるから 心がまだ錆びたまま 煮えるまで気付けないんだ 嘘じゃないことだって 嘘みたいに刺さって でもまだ抜けられない みんな居なくなるならと 逆に引き篭もることが 何よりも辛くて明日が 来なければいいのにさ 眠くなったらどうして 寝てしまうのはこうして また陽が当たるから もう嫌だ もう嫌なのがやだ もういらない もう要らないのにまだ 生きてる ほんと なんでだろね