もうしばらく弾いてないギターは 体裁のため 守って散った 名もなき兵士の墓標みたいで もう見ていられなくて 塞ぎ込んでいる また何もせず今日になった もうどっちが前かも 分からなくなった マスクの下 窺って 小さな呼吸を見落としながら 今日も生きてるんだ 自堕落 ながら オブザイヤーだ 天才の真似も もって三日 触らぬ神に祟りはないね、と しけた孤独がこっちを見ているだけ 1から10まで伝えたら 0 or 100みたいな話になった しのごの言ってても意味はない はった惚れたで焦らしてどうぞ 碌でもない僕を こんな風に愚痴みたいに 恨めしそうに話す僕を 許して 許さないで 糸が切れたなら結べばいいし 気に入らなけりゃ やっちゃえばいいけど 「あの頃がマシだった」 の螺旋の中で生きていくのだけは 俺はごめんだから