幸せの中で目を閉じれば 私は夢の中にいるようで 浮かんでは消える思い出たちに さよならをそっと呟くの 触れたいと思っても 見つめるだけしかできなかった 伸ばした手は途方にくれた あなたはいつだって遠かったから 左耳のピアス 甘いタバコの香り 少し大人なあなたが好きだった 今はあなたもあなたの事さえ 忘れていられそう 愛しさに背を向けて 目を閉じても 消えない冷めない 夢だけ見せてよ 何も言えないまんま 悲しい音だけ響くけど さよなら さよなら さよなら ひとりの部屋で遠くの 見えないあなたを見つめる 窓の外はひどい雨で こんな時にばかり 悲しい歌ばかり 幸せの後に残る後味は いつもほんの少しだけ苦い 隣にいたこと 遠くに思えたことが何よりも 苦しかった なみだがこぼれ落ちて 目を開ければ 綺麗な綺麗な花がいつか咲くの いつだって苦しいほど あなただけだった 愛しさに背を向けて 目を閉じても 消えない冷めない 夢だけ見せてよ 何も言えないまんま 悲しい音だけ響くけど さよなら さよなら さよなら